死のカウントダウン
「何〜?」
「見てコレ!
意味分かんないでしょ?」
「何これ〜。
イタメ?」
「そう。昨日も来たんだけど!」
「うざいね〜。
…あ、ところで、何がバレてないって〜?」
「猫かぶってるとこ?」
「何だそれー。
かぶってねぇよ。」
「そういう言葉遣いを、彼氏の前でしたことがあるのかな?」
「ぅ…」
「…ま、せいぜいバレないように頑張れよ。」
「へーんだ!」
美姫は、右手の人差し指で自分の右目の下を引っ張って舌を出した。
…いわゆる「あっかんべー」?
子どもかよ…。