イケメン王子とワガママ姫
まさか、こんなところで
こんな格好あの2人に会うなんて
全然考えてなかった。
「今から別行動にしていいか?」
あたしが頭の中で色々考えてるときに
優哉がいきなりそう言った。
…何をいきなり?
なんで別行動?
あたしと奈緒は頭の上に?を浮かばせてるのに
優哉と光輝クンは口パクで
何かを話している。
さっぱり分からない…
「うん。じゃぁ別行動にしよっか!!」
2人の謎の話し合いが終わったのか
光輝クンは、そう言って
奈緒と歩いていった。