イケメン王子とワガママ姫



なんとなく、なんとなくだよ!?


優哉のオーラが怖かったから


言われた通り、近くにあったベッドに


おとなしく座った。



「手かして。」


そう言ってあたしの赤くなってる手をとり


湿布をはった。



…え?



「気づいてたの?」


誰にもバレてないって思ってたのに…


「当たり前だろ。

助けた時に気づいた。」



そっか…


優哉はやっぱり優しいね…



「優哉…ありがとう。」


あたし今、絶対顔赤いだろうな…


こうゆうの慣れてないんだよね。



「じゃぁさお礼に栞からキスしてよ。」


…は?


いきなり、優哉はとんでもないことを


言い出した。




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