イケメン王子とワガママ姫



「そんな怒んなって。」


優哉はそう言って


あたしの頭を撫でた。



…だからそうゆうことされると


困るんだって!!


照れるし…


怒れないじゃん…



「栞。」


「へ?」


「俺帰るわ。」


「えっ!?あぁ…うん。」


「じゃ。」


そう言って優哉は帰っていった。



「何なの?いきなり帰るとか。」


あたしなんかやった?


マジで意味不明なんですけど。



まぁいいや。


暇だし奈緒に電話しよっと!!




『はーい!!栞?どうした?』


奈緒は以外と早くでた。


「あ、奈緒。暇だから電話してみた!!」


『そう。あたしの部屋来る?』


「え?いいの?行く!!すぐ行くから!!」



そう言ってあたしは


奈緒の部屋へと急いだ。




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