イケメン王子とワガママ姫
「優哉?」
さっきから声かけてるのに
全く応答がない。
なんなのよー。
授業サボる気?
まぁサボってもいいんだけどさ…
────
しばらくして着いた場所は屋上。
春らしい暖かさ。
風が気持ちいい。
…って……
「なんなの?屋上なんか来て。」
初めて来たけど。
「んー?朝の続き?」
なんて優哉は妖しく笑いながら言った。
…怖ッ…
そう言えば襲われ?そうだった所で
奈緒が来たんだっけ?
「さっきは岡本に邪魔されちゃったからなぁ?」
だんだん優哉との距離が近くなる。