イケメン王子とワガママ姫
どうするかな…
と考えてたら、あっという間に
文化祭当日になり。
俺は無理やりスーツを着せられた。
店に行こうと外に出たら
ウザい女達にまわりを囲まれた。
動けねぇし…
隣でいつものように
光輝がなんとかしてくれてるから
とりあえず待っていた。
しかし
「光輝〜!!」
という声とともに岡本が走ってきた。
光輝と岡本は廊下の真ん中で
2人の世界に入ってしまった。
おいおい。
女をどうにかしろよ。
これじゃ動けねぇじゃん。
…ん?待てよ?
岡本がいるってことは
栞もどっかにいるのか?
そう考えた俺は栞を探した。