―ユージェニクス―
部屋に入り、中を見渡そうかとしたところで……
ガツンッ!
美織の背後で妙な音がした。
「ッ?」
驚いて振り返ると、ドアの隙間に足を入れ部屋に無理矢理入ってくる黒服の男が…
「な…!!」
なんですか?!そう言おうとしたが素早く口を塞がれた。
「ンンーー!!」
扉はパタリと自然に閉まり、オートロックが掛かる。
サングラスを掛けた黒服の男は美織の口を塞いだまま、強引に部屋の奥へと連れていった。
「んっンンー!!」
一体何がどうなっているのだ。
この男は何をしようと……
「きゃッ!」
部屋の奥、壁際に設置され、きちんとベッドメイクされた白いベッドの上に美織を押し倒す。
そのまま目的に向かう動きでサングラスの男は仰向けの美織に跨がり、黒いスーツのポケットから幅のあるビニールテープを取り出した。
適当な長さに素早く切り美織の口元にそれを貼付ける。
「ゥ!!」
あっという間に美織は声を出す術を失った。
男の目的など明らかだった。
「〜〜〜!!!」
(なにこれ、なにこれ!!いやぁぁ!!!)
美織は力の限り男の下で暴れたが、男の片腕で肩口を押さえられ腰は体重で重しにされ、抵抗を削がれる。
美織は半泣きになりながら今度は腕で横の白い壁を命一杯叩いたが、それも男に手首を掴まれ……
「アッ!」
手首が…!!
間接に感覚がない。
(うそ…捻られた?!)
瞬間もう片方の手首も捻られ、次に両肘…
これで両腕が使い物にならなくなった。
(〜〜!!!)
ニタリと笑った黒服は美織の上着に手を掛け、胸元から引き裂く。
次に美織のスカートに手を入れ……
「えぇぇ?!美織ちゃん!!!」
突如甲高い声が部屋に響き渡った。
部屋に現れたのは……
「ン〜〜〜!!!」
(あずさ……!!!)
部屋に入って来たあずさは美織の状況に目を見開き、口元を押さえた。
ガツンッ!
美織の背後で妙な音がした。
「ッ?」
驚いて振り返ると、ドアの隙間に足を入れ部屋に無理矢理入ってくる黒服の男が…
「な…!!」
なんですか?!そう言おうとしたが素早く口を塞がれた。
「ンンーー!!」
扉はパタリと自然に閉まり、オートロックが掛かる。
サングラスを掛けた黒服の男は美織の口を塞いだまま、強引に部屋の奥へと連れていった。
「んっンンー!!」
一体何がどうなっているのだ。
この男は何をしようと……
「きゃッ!」
部屋の奥、壁際に設置され、きちんとベッドメイクされた白いベッドの上に美織を押し倒す。
そのまま目的に向かう動きでサングラスの男は仰向けの美織に跨がり、黒いスーツのポケットから幅のあるビニールテープを取り出した。
適当な長さに素早く切り美織の口元にそれを貼付ける。
「ゥ!!」
あっという間に美織は声を出す術を失った。
男の目的など明らかだった。
「〜〜〜!!!」
(なにこれ、なにこれ!!いやぁぁ!!!)
美織は力の限り男の下で暴れたが、男の片腕で肩口を押さえられ腰は体重で重しにされ、抵抗を削がれる。
美織は半泣きになりながら今度は腕で横の白い壁を命一杯叩いたが、それも男に手首を掴まれ……
「アッ!」
手首が…!!
間接に感覚がない。
(うそ…捻られた?!)
瞬間もう片方の手首も捻られ、次に両肘…
これで両腕が使い物にならなくなった。
(〜〜!!!)
ニタリと笑った黒服は美織の上着に手を掛け、胸元から引き裂く。
次に美織のスカートに手を入れ……
「えぇぇ?!美織ちゃん!!!」
突如甲高い声が部屋に響き渡った。
部屋に現れたのは……
「ン〜〜〜!!!」
(あずさ……!!!)
部屋に入って来たあずさは美織の状況に目を見開き、口元を押さえた。