少女マンガ的妄想
流備と緑
極普通中学校に通う、極普通の美少女『水晶 緑』(すいしょうみどり)14才おとめ座には、もうひとつの顔があった。
それは、極普通市の夜にかがやく美少女宝石快盗エメラルドという顔である。
〈あぅ〜眠いよ〜。昨日寝たの2時だったしな〜…朝7時起きだから…うわっ!5時間しか寝てないよ…。お仕事は楽しいけど、寝不足になるのがいやだな〜。これからは土曜日だけにしよっかな…。あーでもそれだと、特別展示!!とかの宝石狙えないし…はぅ〜どうしよっかな〜〜〉
緑はそんなことを考えながら、うつらうつらと授業をうけていた。
「すいません。おくれました。」
と誰かの声が聞こえてきた。「いいわよ。話は聞いてますから」と先生らしい人の声が聞こえたが、あまりの睡魔のために緑には判別できない。
と、その時。誰かが緑の頭をノートではたいた。
「はぅっ!!」
「せんせー。こいつ寝てますー」
反射的に緑は立ち上がり
「すっすいません!寝てません!!お仕事頑張ります…」
と慌てて口走った。
すると教室中がどっと笑い出した。
「あっあれ?」
緑が周りを見渡すと、隣の席に座った『赤石 流備』(あかいしりゅうび)があきれた顔でこっちを見ている。そして小声で
「バーカ」といった。
それは、極普通市の夜にかがやく美少女宝石快盗エメラルドという顔である。
〈あぅ〜眠いよ〜。昨日寝たの2時だったしな〜…朝7時起きだから…うわっ!5時間しか寝てないよ…。お仕事は楽しいけど、寝不足になるのがいやだな〜。これからは土曜日だけにしよっかな…。あーでもそれだと、特別展示!!とかの宝石狙えないし…はぅ〜どうしよっかな〜〜〉
緑はそんなことを考えながら、うつらうつらと授業をうけていた。
「すいません。おくれました。」
と誰かの声が聞こえてきた。「いいわよ。話は聞いてますから」と先生らしい人の声が聞こえたが、あまりの睡魔のために緑には判別できない。
と、その時。誰かが緑の頭をノートではたいた。
「はぅっ!!」
「せんせー。こいつ寝てますー」
反射的に緑は立ち上がり
「すっすいません!寝てません!!お仕事頑張ります…」
と慌てて口走った。
すると教室中がどっと笑い出した。
「あっあれ?」
緑が周りを見渡すと、隣の席に座った『赤石 流備』(あかいしりゅうび)があきれた顔でこっちを見ている。そして小声で
「バーカ」といった。