最後のメッセージ
目が覚めたアタシの目は真っ赤になっていた。
すごく酷い顔だった。
昨日のこと思いだしたらまた泣きくずれてしまいそうになる―――。
あのとき流花は「幸せに生きるんだよっ」てアタシに言った。
それは流花の一番の願いだから。
だからまた流花と逢ったときに笑顔で「幸せな人生だったよ」って言えるようになるんだ。
だからアタシは自分なりに精一杯いきていく。
時には辛いこともたくさんあるかもしれない。
だけど大丈夫―――。