戦国恋華×桜蓮月
「え…」
唐突な言葉にとても驚いた。
黙っている月を見て蘭が話にわりでてきた。
「私は賛成いたします」
《長女》
蘭【らん】
「私は体が弱いゆえ、子供も産めぬ。その代り月を支えます」
「助け合いましょうぞ。月」
《次女》
千代【ちよ】
私がこの国の王に・・・・。
不安が胸を苦しめる。
「月、これからお前の守護者として忠誠を誓った者がおる、入ってこい」
スッ―――…
静かに襖をあけて入ってきたのはなんとあまり月と
歳の変わらない男の人たち。
「失礼いたします」
その場の誰もが目を奪われるような凜としていて
綺麗な人達だった。
「お初にお目にかかります、我が名は白と申します・・・」
白【ハク】
名前の通りに雪のような綺麗な白髪。
白から三人の紹介がされた。