【仮】君を想い
漆黒の闇
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ここはどこなんだろォ・・・
瞼を閉じているのか開いているのかわからない闇・・・
自身の身体があるべきところでさえも闇にのまれ
まるでそこに身体は存在せず、意思のみがあるかのように・・・・
全ての存在を否定するかのような漆黒の闇
しばらく意識の中でキョロキョロと見渡す
・・・が
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誰の気配も感じない・・・
けれど・・・
不思議と怖くも悲しくもない・・・
何の感情も沸かない・・・
この漆黒の闇がそうさせるのだろうか・・・