Opacity-不透明-
退屈だけど楽しい毎日
「沙紀〜」
毎朝の光景。

「!」
沙紀が、よけた。

梓は、勢いがよかったので、転びそうになった。

「沙紀、酷い〜」
梓が、いじけるフリをした

「はいはい、で?」
沙紀は、適当にスルーして教室に向かった。

「ん?何が?」
梓は、キョトンとした表情で沙紀を見る。

「・・・何がって…何か用があったんじゃないの?」
沙紀が梓を見た。




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