Opacity-不透明-
受け付けに偉そうに座っている先生に点呼をすませ、報告にいき、自分達の割り振られた部屋に急いだ。
部屋には、まだ誰も居なく、梓は、窓際の椅子に腰かけた。


どの位経ったのだろう…気付けは、肘掛けに頬杖をついてねていた。
気付けば、半分くらいの人がへやにいて、UNOやトランプをしていた。

他の部屋の奴も来ていて、かなり、(むしろすごく)賑やかになっていた。

「梓、おきたぁ?」
結花が梓の顔をのぞきこんだ。
「うん。結花は、何してるの?」
梓が寝ぼけながら言った。


< 24 / 119 >

この作品をシェア

pagetop