Opacity-不透明-
「昼休みに五回は、練習しとけよ」

タツは、そう言ってどこかに行ってしまった。


その場に残された二人は、無言だ。


「・・・あ・・・あのさ。練習・・・どうする?」

梓が恐る恐る慧に聞いた。




< 83 / 119 >

この作品をシェア

pagetop