ココロノカケラ
二階に、ソウマの部屋はあった。


部屋には、小さめの机があるだけだった。


「本当片付いてる。」


「っていうか、全部クローゼットに

突っ込んであるだけ。

あの扉開けたら速攻で雪崩れる。

待ってて」


ソウマは隣の部屋からいすを持ってきた。

自分のいすに並べて置く。


「座って?」


机の前に、机のほうを向いて座る。

と、ソウマも隣に並んで座った。


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