ダメガール
ひとりめ

初日

高校の登校初日は悲惨だった。


町一番の長寿を誇っていたおばあちゃんが死んだ。いきなり。

そりゃさ、弱ってたけどさ、こんなときに死ぬことないよ…


家から片道一時間半かかる公立高校に進学したアタシ。

無駄に中学時代頭がよかったし
外面もよかったし(笑)

開校したてーの自由でオッシャレーな高校を受けてみたら




受かった(笑)



倍率たけーのに(笑)
中学校田舎なのに
(田舎の中学ほど学力がない…らしい)



高校にはもちろん仲良しな友達なんていなくて

高校生活一日目は忌引きになりました。

あら悲惨。


きっと二日目にはもうみんなワイワイしてて
友達どーしくっついて
グループが何個かできてんだろう。










マジ


鬱。







いや?
アタシもともと友達少ねーし!!


なんなら
男子とバカ騒いでただけで翌日女子フルシカトとか!!
かといってだまってても文句いわれんだ、しょうがないよねー!!

意味わかんないことだらけだし!!



大丈夫。アタシ強い子!

hahaha






とか一時間半考え続け
あっちゅーまに到着。



もうどーでもいいや。
なるようになっちゃえって思いながら
高校生活二日目の教室のドアをゆっくりあけた。

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