それでも世界は回るから



昼休み…──

教室ではやっぱり男女の笑い声ばかりが聞こえる。

(憂鬱だ…)
そう思うのに私は男女の輪の中に入り話しに交ざる。


一人よりマシだから。

所詮、私もただの人でしかなかった。






─人は生まれながら孤独な生き物なんだよ

─どんなに親しい人でも夢の中には入れない




ある本の一行だ。私の中で一番心に残った、ある人の言葉に衝撃をくらわされたのを今までも覚えてる。



挫けそうな時には一番大好きだと思えることに逃げても良いと思うから。







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