last summer~18歳の夏~
驚きの一言に私の体が固まった。








「え・・・?」








長い沈黙の後やっと発せたのがこの一言。









「まぁ、屋上なんですけどね・・・どうですか?」







桐島先生は少し眉を下げて笑う。







「是非っ!!見たいです花火っ!!」








私は慌ててそう返事をすると桐島先生は驚いたような顔をした後少し笑って







「じゃあ夜8時に迎えに来ますね。」









それだけ言い残して病室から出て行った。








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