私の先生は甘々

モテ子



「ねぇ優季!優季の斜め前の山田君がさぁ優季の事好きなんだって!」


興奮しながらやって来たのは、
私の親友、春乃だ。



「んな訳ないじゃん!私可愛くないし、綺麗でもないし?」



「はぁっ…優季何っにも分かってない!優季は綺麗って言うより可愛いの!それも人の何倍も!!分かってる?私いろんな男子から優季の事で相談受けてんだよ?」



「相談?」



「そう。どうしたら城沢さんと仲良くなれるか、とかどうしたら城沢は俺の事見てくれる様になるか、とかね。」


「そうなんだ…。」



すると―――。


「城沢、ちょっといいかな?」


山田君だ。



「うん…いいよ?」


行くだけならいいよね。




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