Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「えっ?!」
立ち上がろうとしていた俺の腕を掴み、智哉は言った。
「彼女とのこと!!
お前ら想いあってんだろ?!
ホントにそんなんでいいのかっ?!」
智哉は、俺に詰め寄って言う
「もう、いいんだよ…
もう、終わったことだから…」
掴まれた腕を、離そうとするが…
「俺は、納得いかねぇよっ!
啓人、
以前のお前なら、
どんな事情だろうと、想いは貫くと思うぜ!」
酔っているのか、と思っていたが、
真剣な顔の智哉が、俺を見つめていた。
「心配かけて・・・すまん・・・
でも、もう、俺には、どうすることもできないんだ・・・」
そう・・・・
あの夜で、俺の想いも、彼女のことも、
封印したんだ・・・・