Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)

永遠に・・・


俺の、左手が、温かい。


何かに包まれている?


少し動かしてみる。



「啓人さんっ!」



心配そうな顔の彼女が俺の顔を覗き込んだ。



「私よ!わかる? ここは、病院よ」



コクンと頷くと、彼女の顔は、緩んだ。



「待ってて、先生呼んでくるから」



昨日見た、着物姿のままだ。



ずっと、傍にいてくれたんだな。


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