Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
スーツのジャケットを脱ぎ、
薄いブルーのネクタイを緩め、
シルバーの縁取りの眼鏡をかけ直しながら、
「毬子、、残念だが、諦めた方がいい」
冷静な口調で言った。
「諦めるって! お兄さま、そんなっ!」
もう少し、良い答えを期待していたのに、
あっけなく、冷たい考えを投げられ、
よけいに泣けてきた。。。
「今の時代、親切な他人なんて、いると思うか?
残念だか、俺が警官やってる限りでは、
お眼にかかったことがないね」
いつもは、優しいお兄さまなのに、
何故か今日は、厳しい口調と表情。
難事件でもあったのかしら・・・・