Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「ヒロ…ト…?」
「あ、ゴメン、起こしちゃったな…」
「ううん…」
俺を腕の中から見上げた。
「体、大丈夫か?どこも、痛くない?」
毬子の頬をそっと撫でる。
「うん、大丈夫よ、啓人、やさしくしてくれたから…」
「良かった…」
正直、ホントに良かった。
でも、
「毬子、言うだけ、言っていい?」
「なぁに?」
「もう一回シタいんだけど…」
「・・・・っ」
腕の中で、頬を赤くする毬子。
「…もぉ…」
「ん?なに?」
「私も…シタ…い…」
さらに、真っ赤になった。
そんな毬子が、
とても愛おしくて、可愛くて、
ギュッと抱きしめた。