Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「ヒロトー、そろそろ時間よー」
ウオークインクローゼットの鏡の前にいた啓人に声をかけた。
「あぁ、わかった」
返事をしたヒロトが、
リビングに来て、
「行ってくるよ」
私の唇に優しいキスを落とし、
少し、屈んで、
少しだけ膨らんだ私のお腹に触り、
「行ってくるよ、おチビちゃん」
ゆっくりお腹を擦った。
「毬子、今日、出掛ける時、気をつけてな」
「大丈夫よ、家に行くだけだもの。」