Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)

「ヒロトー、そろそろ時間よー」

ウオークインクローゼットの鏡の前にいた啓人に声をかけた。


「あぁ、わかった」


返事をしたヒロトが、
リビングに来て、


「行ってくるよ」


私の唇に優しいキスを落とし、


少し、屈んで、


少しだけ膨らんだ私のお腹に触り、


「行ってくるよ、おチビちゃん」


ゆっくりお腹を擦った。


「毬子、今日、出掛ける時、気をつけてな」


「大丈夫よ、家に行くだけだもの。」







< 191 / 201 >

この作品をシェア

pagetop