Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「おかえりなさい!」
「ただいま、毬子」
ヒロトの持っていたブリーフケースを受け取ると
唇に柔らかな感触…
そして
ふわり、とヒロトの腕の中に包まれた
数秒して、ゆっくりと身体を離されると…
「今日は初日だから特別に早く帰宅させてもらえたよ」
「うれしい…」
お兄さまを見てきた私は
帰ってくる時間は全く予想がつかないだろうと
思っていた
そう言う私をヒロトは、笑顔で応えてくれる