Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「こんにちわ! どうされました?」
彼女が、ひとこと目を言いづらそうだったので、
こちらから、声をかけてみた。
「あの・・・
3日ほど前なんですが・・・
その・・・
落し物の届けは無かったですか?」
申し訳なさそうな声で
彼女は尋ねた
彼女の雰囲気からして
俺は直感が働いた
「もしかして! バイオリンですか?!」
俺が、バイオリンのことを伝えると、
彼女の表情が、一気に明るくなった。
と、同時に、
彼女の黒い瞳から、大粒の涙が零れだして、、、
「ホントにっ?!…
よかっ…た…よ…かっ…た。」