Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
一通りの書類手続きを終え、
バイオリンを大切に抱え
彼女、佐戸田 毬子さんは、交番をあとにした。
5~6分、経っただろうか・・・
佐戸田さんが、
再び、交番に戻ってきた。。。
「あのぉ・・・・」
またも、申し訳なさそうに・・・言う
「その・・・
5丁目へは、どう行ったら、よいでしょう?」
聞けば、
この桜町に住んではいるが、大学への送り迎えが車のため、
この辺りを歩いたことがなく、
この近辺はよくわからないそうだ。
そして、今日は、
迎えの車も
断ってしまっていたらしい。
相当な、お嬢様だ…