Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「たしか、2丁目だったから、ここから5分もあれば、
すぐですよ」
「じゃぁ、私の家からも近いですよね?」
「そうですね。近いですよ。」
口元が緩んで、嬉しそうな表情になった。
やはり、彼女は、自分の表情が、男心をくすぐるなんて、
これっぽっちも気付いてない。
いや、気付かないのが彼女らしいから、イイんだよな。
「あ、もうすぐ、紅実ちゃんたちが、帰ってくる頃ですよ。」
ふと時計に目をやったのが、良かった。
これ以上、彼女と二人きりだと、
仕事を忘れそうになってしまう。。。