Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「楽しそうでしたね。2人とも姉妹みたいでしたよ。」
「えぇ、なんか紅実ちゃんとは、
昔から知ってるようなカンジで、
とても、初めて会った気がしないんです。」
優しい表情で、答える彼女。
彼女を見てると、本当に癒される。
「啓人さん、、、」
交番の中に入ろうとした俺を彼女が呼び止めた。
苗字でなく、名前で俺を呼んでくれることに、
いい大人な俺だけど、何だか嬉しい。。。
そんなことを思ったけれど、
後ろにいた彼女を見ると、
先ほどの表情とは違い、真剣な面持ちになった。
「どうしました?」
「あの、実は、少し、相談があって・・・・」
明らかに困りごとがある表情だ。
「はい、どうしましたか?」
彼女のこの相談が、後に、とんでもない事件に発展するなんて、
この俺も、全く予想がつかなかった。