Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)

どうしても、警官になりたかった。。。


どうしても、交通ルールを無視するヤツが許せなくて。。。


町から、交通事故を1つでも無くしたいと思った。。。


14歳の夏休み、交通事故で母親を亡くしてしまったから。。。


ただ、信号待ちをしていただけの母。


道路を挟んで反対側にいた俺を待っていただけ。


そこへ、昼間から酒を飲んだ酔っ払い運転の車が、


母を含め、何人か、信号待ちをしていたところへ突っ込んだ。。。


最悪の事故現場。


お年寄りや、小さな子供が、血を流して倒れていた。。。


俺は、情けなくも、その場から動けなくなった。


何台もの救急車、パトカー、レスキュー。


たまたま、事故現場の近くに、智哉の親父さんの事務所があり、


俺の姿を見つけたおじさんが、


俺の親父への連絡、病院への付き添い。


すべて手伝ってくれた。


気付いた時には、病院の霊安室で・・・


妹の紫(ゆかり)が親父に抱きついて激しく泣いていた。


親父も、紫と一緒に泣いていた。


俺は・・・・


母さんと約束さえしなければ・・・・


こんなことにならなかったのに・・・・


悔やんで悔やんで・・・・


自分を責めていた。。。





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