Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
約束
「智哉、わりィ、急用! また埋め合わせするわ」
「わかってるって! 彼女だろ?早く行ってやれよ!
俺で力になれることあったら、すぐに連絡しろよ!」
俺を追い出すように、片手を挙げひらひらと動かした。
あのメールを見て、心配にならないヤツは、いないだろ?!
居酒屋を出て、彼女の家に向かおうと思ったが、
俺と写っている写真があったということは、
すでに俺のことも調べているハズ。
ヤツがどこで監視しているかわからないから、
近くのコンビニから、彼女に電話をした。
プルルルルル・・・・
コール2度で、彼女は出た。
「啓人さん!」
少し、声が震えてた。
「大丈夫?!」
「はい、なんとか・・・」
絶対、大丈夫じゃないな・・・・