Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「大丈夫!
俺たちが守るから!」
俯く彼女の肩に触れ、軽く叩いた。
折れてしまうかと思うくらい、彼女の肩は細かった。
「俺たちじゃないだろ、
啓人が守るんだろ!」
意地悪く、ニヤリとしながら、智哉が言った。
「智哉もだぜ!
俺らは運命共同体だからな!」
思い切り、智哉の背中を叩いてやった。
「っって~なっ!
手加減しろよなっ」
「お二人、仲良いんですね」
沈んでいた彼女が、俺たちを見て少しの笑顔を見せながら言った。