Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)

「大丈夫!
俺たちが守るから!」


俯く彼女の肩に触れ、軽く叩いた。


折れてしまうかと思うくらい、彼女の肩は細かった。


「俺たちじゃないだろ、
啓人が守るんだろ!」


意地悪く、ニヤリとしながら、智哉が言った。


「智哉もだぜ!
俺らは運命共同体だからな!」

思い切り、智哉の背中を叩いてやった。


「っって~なっ!
手加減しろよなっ」


「お二人、仲良いんですね」

沈んでいた彼女が、俺たちを見て少しの笑顔を見せながら言った。




< 48 / 201 >

この作品をシェア

pagetop