Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
それから、1時間ほど、3人で話をし、
まず、つきまとっているヤツの正体を突き止めるため、
俺の同期で信頼がおける近藤に協力をしてもらうことと、
智哉がすぐに法で訴えられる準備を進める計画となった。
「ありがとうございます。
とても心強いです。」
深々と頭を下げた彼女。
「大丈夫。俺たちがついてるから何も心配いらないよ。」
「啓人、彼女、遅くならないうちに、そろそろ送った方がいいんじゃないか?」
「あぁ、そうだな じゃ、行こうか」
「智哉さん、本当にありがとうございました。」
「あぁ、気をつけて。」
俺は先に店の入り口まで行き、不審な人物があたりにいないか注意した。
その間、彼女は、
近くで待機していた運転手の田中さんに連絡していた。
彼女が連絡し終わると、2~3分のうちに、田中さんの運転するセダンが来た。