Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
俺は、今、警察病院にいる。
智哉、という俺の親友だという男が、
俺が交番勤務の警官であること、
ストーカーの犯人らしき人物の部屋で後ろから殴られたことを教えてくれた。
俺の名前は、
神田啓人、26歳。
そして、
毎日、病室に来てくれる女性は、
佐戸田毬子。
俺が想いを寄せてるそうだ。
殴られて記憶を失ってしまったのは
彼女を助けに行った先での出来事だったそう。
「啓人、じゃあな、俺もう事務所に戻るわ」
「あ、あぁ、ありがとう」