Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
彼、智哉が帰って行ったしばらくして、彼女が来た。
「今日の具合はどうですか?」
「えぇ、頭の痛みもだんだん良くなってきてます」
「少しずつ、回復していくと良いですよね」
話をしながら、
彼女は薄いピンクの紙袋からスイーツらしきものを出した。
「妹さんから聞いたんですヨ。
啓人さん、ここのお店のシュークリームが好きなんですってね」
彼女は、それを1つ、俺に手渡した。
クリーム色のビニールに個包装されたシュークリーム。
「私もっ」
俺のベッドの横の椅子に腰掛け
彼女は、嬉しそうな表情で袋からシュークリームを取りだし食べ始めた。
「おいひぃ~!」
口の中にシュークリームがあるのに、嬉しそうに叫んだ。