Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
ライバル?!
そろそろ、病室へ戻ろうとした時、
「毬子!」
正面から、白衣の男性が彼女を呼び止めた。
「准くん!」
親しそうな雰囲気の2人。
「毬子、久しぶりだな、どうしてここに?」
「私は、お見舞いなの。准くんこそ、どうしたの?大学病院にいるんじゃなかったの?」
「昨日から教授に頼まれて、助っ人だよ」
俺の頭の上で、2人の会話が飛ぶ。何だか、俺はお邪魔虫のような気がした。
「准くん、ごめんね、もう病室に戻るから」
「あぁ、またメシでも食おうぜ じゃぁな」
文句のつけようがないくらい、イケメンの医者だった。