Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
家に着いて、自分の部屋に行き、
着替えてリビングのソファーでお兄さまを待った。
着替えたお兄さまが、私の座ったソファーの斜め右に腰掛けた。
「毬子 大事な話なんだ」
「なぁに、お兄さま、改まったりして」
「お前は、知らなかったことだが・・・ 永沢とのことなんだ。」
「准くん? 准くんがどうかしたの?」
「お前と永沢は、許嫁なんだ。」
「・・・えっ?!」
「俺らの親父と准くんの親父が
お前の生まれた時に約束したそうだ。
俺も知ったのは、3年前なんだ
准が一人前の医者になったら、
正式に婚約させることになっていたそうだ。」
「…………」