Police Love Story~君を守りたい~(加筆修正完了!)
「毬子!」
私がこんなことを言うとは、
思っていなかったようで、お兄さまは、かなり驚いていた。
「准くんは、好きよ。
だけど、小さな頃から、一緒だったから
私にとっては、もう一人のお兄さまのような感情なの。
准くんには、恋愛感情はないの」
「そうか……
ハァ・・・・
永沢家がこんなに急いでくるとはな・・・・」
お兄さままで悩ませてしまった・・・
しばらく、考えたお兄さまが、
「毬子、この話、啓人くんに伝えてもいいか?」
「啓人さんに?!」
たぶん、何か策があるのだと、感じた。
「彼は、今、記憶がないけれど、きっとお前の力になると思う」
「えぇ、わかったわ。お兄さまに任せるわ」
信じよう
お兄さまを…