顔のない恋
再び
良く言えば、毎日が充実していたからなのか入学してあっという間に数ヶ月が経ち、バイトで明け暮れた夏が過ぎ、
いつしか頬に当たる風はひんやり
ふと目にする木々は色付き始めていた。
バイトを終え、家に帰り
お風呂に入って寝る準備をしていと、
お母さんからメールがきた
内容は何時もより少し帰りが遅くなるというものだった
私が寝た後に帰ってくるけど、一応帰宅時間が変更になるとこうして連絡してくれる
私が心配しないようにだと思う
その時、ふと携帯の受信ボックスを見ると、ケンジの名前がないことに気付いた
あれ?そういえば暫くメール来てない…
画面を下にスクロールしてケンジの名前を探し、最後に来たメールが何時なのか見てみた
…もう二週間もきてない
前にも何度か連絡なかったことはあった…
その度にケンジに何かしら起こっていた
途端に私の心臓は、割れんばかりに膨らんで
まるで全身が心臓になったみたいにバクバクと騒ぎ出した
いつしか頬に当たる風はひんやり
ふと目にする木々は色付き始めていた。
バイトを終え、家に帰り
お風呂に入って寝る準備をしていと、
お母さんからメールがきた
内容は何時もより少し帰りが遅くなるというものだった
私が寝た後に帰ってくるけど、一応帰宅時間が変更になるとこうして連絡してくれる
私が心配しないようにだと思う
その時、ふと携帯の受信ボックスを見ると、ケンジの名前がないことに気付いた
あれ?そういえば暫くメール来てない…
画面を下にスクロールしてケンジの名前を探し、最後に来たメールが何時なのか見てみた
…もう二週間もきてない
前にも何度か連絡なかったことはあった…
その度にケンジに何かしら起こっていた
途端に私の心臓は、割れんばかりに膨らんで
まるで全身が心臓になったみたいにバクバクと騒ぎ出した