顔のない恋
『えっ!?』と、
今度はケイタが目を見開いて、私を見つめた。



「私も、ケイタがあの宿題のプリントの件から気になって……、

いつの間にか好きになっていたの。

でも、彼女がいるって聞いて、気持ちを伝えるのをためらっていたんだ。

だから、ケイタの気持ちが私と同じで凄く嬉しい。


私もケイタと付き合いたい。

ケイタの彼女になりたい……。」

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