いぢわる王子とお姫様ッ!?
絨毯はひいてなく、薄茶色のフローリングだった。

カーテンや机はあたしの部屋にあったもの。

だけど大きいものはこの学校の物なのだろうか?
高級そうな木で出来ているクローゼット、本棚。
あたしは本を読むのが好きだから、こんな大きな本棚があるなんて夢のようだ。


ってか・・・。
こんなに広ければうちの部屋にあったベッドも余裕で置けるんじゃ・・・?

ってことはやっぱり・・・。


はッ!

これ以上考えちゃダメ!!花恋!!


「そうだよね。そんなに考えちゃダメだ。あたしがエロくなっちゃう」


あたしはそう独り言を言って部屋の掃除をはじめた。

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