赤の国と青の国
国交
少年は 自分の目を疑いました。
目の前のモニターには、確かに 青の国からと思われるメッセージが映し出されていました。
少年が青の国にメッセージを送り始めてから 一年の後の事でした。
遂に 遂に返事が来た!
それは、青の国にも自分のメッセージを読む事が出来る心の持ち主がいる、という証しでもありました。
少年の胸は打ち震えました。
少年は、そのメッセージから相手の作ったネットワークの情報を素早く解析し、返事を送りました。
オタガイ ノ コトヲ ハナソウ