夏ひととき-ボールを追った、あたし達の恋-





夢中で頷く俺の愛する女。




頬を伝った涙が、

輝いていて、その涙さえ愛しい。





俺はポエマーか!?










夏奈の顔が見たい。
夏奈の目が見たい。





俺は夏奈の顎に手を添えた。

そして………





「愛してる。夏奈。」










その唇に、キスをした。









そのうちに、俺は自分を止められなくなって、

何度も何度も

キスばかりした。



その合間に、夏奈は、最高の言葉をくれた。



「あたしもだよ。尚…。」




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