エ-スとマネ-ジャ-
-試合日-




学校のグランドに集まる部員達。




その中に福田先輩の姿もあった。



部員達は福田先輩をチラチラ見る。





「時間内に集まったな」




先生が走ってきた。



「じゃ選手を発表する」
『はいっ』





部員達は元気よく挨拶をする中、



福田先輩だけが遠くを眺めてた。





「福田が来たようだし…佐々木は次な」
「は!?ちょっと待ってくださいよ」




雄和は先生の腕を握って必死に話しを聞きだす。




「福田を呼んでくれたのは矢沢だ」





部員達はあたしを見る。




雄和もあたしを見る。



「南…嘘だよな?」
「…あたしが呼んだの」
「意味わかんねぇよ!」


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