ハート
家の中に入ってからも、私たちはしばらくずっとくっついていた。

抱き合いながら何度もキスをした。

最初は軽く… 徐々に深く…


そしてそのまま、求められるがままに体を重ねた。


もう何度もまーと一つになってきたけれど、 どんなに回数を重ねても 私たちの熱が冷めることはない。

この気持ちも、この想いも…
いつまでも冷めることがないように。












まだ少し火照りが残った体のまま、まーの腕枕で休んだ。

心地良くて、いつの間にか二人で眠ってしまった。



本当にまーといる時の私は心身ともにリラックスしきっているとつくづく思う。



どうしてまーといると、こんなに落ち着くんだろう。

どうしてまーといると、こんなに笑顔が絶えないんだろう。



どんなに冷えた心も体も、まーはいつだって一瞬で温めてくれた。





もう私の中はまーでいっぱいだよ…




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