ハート
あれから私の体調は、またどんどん悪くなっていった。
呼吸困難や胸の痛みが続き、 入退院を繰り返した。
バイトも辞めた。
大学もテスト期間だというのに、ほとんど行けていない。
まーは以前と変わりなく優しく接してくれたけれど、私たちの間にはあの日から 目には見えない深い溝ができてしまっていた。
それでも体調のいい時は、週末家に帰ると まーが何処かしら私の喜ぶ所を探しては遊びに連れて行ってくれた。
動物好きな私のために、先週はサファリパーク、今週は水族館に連れて行ってくれた。
まーが私を喜ばせようと必死に色んなことをしてくれるのは素直に嬉しかった。
だから私も日に日に、まーの彼女の存在など忘れたように なるべく気にしないようにするようになった。
見えない溝はあるものの、 お互いそれをなるべく気にしないようにすることで 以前のような関係に私たちは徐々に戻っていった。
一度は落ち着いたと思ったのに…
やっぱり私の壊れたハートの傷は、時々発作のようにキリキリと痛みだし、私を苦しめた。
限界が… 近づいていた。
呼吸困難や胸の痛みが続き、 入退院を繰り返した。
バイトも辞めた。
大学もテスト期間だというのに、ほとんど行けていない。
まーは以前と変わりなく優しく接してくれたけれど、私たちの間にはあの日から 目には見えない深い溝ができてしまっていた。
それでも体調のいい時は、週末家に帰ると まーが何処かしら私の喜ぶ所を探しては遊びに連れて行ってくれた。
動物好きな私のために、先週はサファリパーク、今週は水族館に連れて行ってくれた。
まーが私を喜ばせようと必死に色んなことをしてくれるのは素直に嬉しかった。
だから私も日に日に、まーの彼女の存在など忘れたように なるべく気にしないようにするようになった。
見えない溝はあるものの、 お互いそれをなるべく気にしないようにすることで 以前のような関係に私たちは徐々に戻っていった。
一度は落ち着いたと思ったのに…
やっぱり私の壊れたハートの傷は、時々発作のようにキリキリと痛みだし、私を苦しめた。
限界が… 近づいていた。