ハート

家族

私が発作を起こす度に、中でも母は死ぬほど心配してくれた。


仕事もずっと休み、いつも私の手を握っていてくれた。

まーに会えない日は、母だけが頼りで支えだった。


「何かしたいことある?」

「何かほしいものある?」

「何か食べたいものある?」


母は、口を開けばそればかりで まーと同じだなぁと
思わず笑ってしまったこともあった。


まーもいつも、私が喜ぶことをなんとか見つけようと
一生懸命探してくれたから。
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