不思議の国とアリスのゲーム
あまりルーイを怒らせないようにしようと、アリスはそう思った。
「それにしてもアリス・・・」
ルーイは俯いてふるふると身体を奮わせた。
アリスはびくっとした。
え、私ルーイを怒らせるようなことした!?
びくびくしながら身構えているとルーイが飛び掛かって来た。
「ほんっとにカワイーですね〜」
「きゃあ!?」
いや、抱き着いて来た。
「ちょっと貴方何なの!?は・な・れ・て〜!!」
アリスは自分に抱き着いているルーイを引き離そうと頑張るが無理だった。
「アリスはいい匂いがしますねー!」
「なに変態発言してんのよ〜!!」
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