不思議の国とアリスのゲーム
必死にルーイを引き離そうと頑張っていたとき
ビュッ−
「わわっ!?」
「おっと」
アリスとルーイの間に・・・とゆーかルーイに一本の矢がとんできた。
ビイィィンと音をたてて矢は地面に刺さった。
その矢は真っ赤な色をしていた。
「ななななん!?」
矢がとんできた拍子に反射的にアリスは地面に座り込んだ。
それと同時にルーイもアリスから離れていた。
「まったく、女王様は荒い方なんだから。危ないですね」
そう言いながらルーイはアリスの前で白兎になった。
「あ、兎・・・」
「アリス、僕は本当は貴女の傍にずっといたいんですが、ルールには従わなければならないんです」
そういうとルーイは森の奥に物凄い速さでかけて行った。
「ちょっと!!私を一人にしないでよ〜っ!!!」
森の中にアリスの声が響き渡った。
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