不思議の国とアリスのゲーム



すると、今まで怒り狂っていた女王がビシッと人差し指をチェシャ猫と白兎に向けた。





「猫!!兎!!そなたらは顔だけは良いのだから、しっかりと着こなしておくのだぞ!」





「アリスもよ!!1番大勢に落ち着いて見られるのはマスターである貴女なのだから!





「え、私!?」






自身も指差され驚くアリス。





「まあ、チェシャ猫は戦ってますからね。すぐにボロボロになるでしょうし」





「こたびの優勝は、返り討ちにしてわらわ達ルビィローゼンのものだ!」





「ウィンディーラの低脳双子等には負けませんわ!!」






バックに炎を燃え上がらせながら意気込む二人を遠巻きに見ていた三人は・・・






「王女に低脳とは、あの双子も言われたくないでしょうね」





「てゆーか、やっぱり俺らも着るんだ」





「だ、ダイエットしなきゃ・・・ι」

















さあ 楽しい楽しい

Chessの開幕―――――――



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